ブレードランナーとは

ブレードランナー (Blade Runner) は、1982年公開のアメリカ映画で私の大好きな作品のひとつです。原作は、フィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』で、、20年以上前の作品であることに関わらず、その卓越した近未来描写から現在でも人気があります。ブレードランナーは、単なるSFではなくフィルム・ノワールの要素も持っているといわれます。
フィルム・ノワール(Film noir)とは、虚無的・悲観的・退廃的な指向性を持つ犯罪映画の総称を指します。狭義には、1940年代前半から1950年代後期にかけて、主にアメリカで製作された犯罪映画のことを云いますが、犯罪に題材を得ていれば総てフィルム・ノワールと呼ぶわけではありません。ジェームズ・キャグニーやエドワード・G・ロビンソンらが主演した1930年代のギャング映画全般については、フィルム・ノワールとは呼ばれないのが現状です。
フィルム・ノワールと称される映画作品は、ドイツの表現主義と同等に、影やコントラストをたくさん使用した色調やセットで、撮影が実行され、云わば行き場のない閉塞感が作品全体を覆っています。また、夜間での現場撮影が多いのも特徴に挙げられます。その全盛期におけるフィルム・ノワールの多くの作品は、如何せん、コストの制約もあって、カラー作品は少なく、モノクロームで制作された作品が殆どでした。
ブレードランナーの大好きな人を巷で、「ブレランファン」と呼んでいるそうです。ブレランファン達?は、例えば映画の中で、主人公のデッカードが、「give me four」(四つくれ)といって、おやじに「二つで十分ですよ」と断られたのは一体なんだったのかが、
それは長期間にわたり、議論されていたといいます。正解は、エビ丼?のエビの数量だったのですが、ブレランファンの熱心さが伝わる話題手だと感じました。

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映画と原作との違い

ブレードランナーの原作は、前述のように「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(68年、ハヤカワ文庫)という奇妙な題名のものです。変な題名なので、逆に覚えていたりします。昔の角川映画のキャッチコピーでもありましたが、原作を読んでから見るか(映画を)、映画を見てから原作を読むか…私は映画を見て興味を抱きましたので、後者の方でした。
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の小説を読んでみると、映画との違いがよく理解出来、とても面白いです。例えば、レプリカントかどうかの検査について云えば、映画では物語の最初に描かれていますが、小説では物語の途中からのストーリーになっており、時に冗談ぽく表現されているのにも興味を惹かれます。
また、原作のラスト近くのストーリーで、デッカードとレプリカの対決シーンがありますが、原作は寂しいほど、あっさりと表現されていますが、映画の方は、デッカードとレプリカの対決シーンに重点を置いて撮影されていました。このシーンは、当然、映画の肝となる大切な場面であったし、映画作品としての演出を考えた場合は、原作のストリーをハードボイルド風に装飾することは、仕方のないことだと感じます。それが、見るものに対し絶えずインパクトや感慨を与える「もと」となるのですから。
ブレードランナーでは、レプリ役のルトガー・ハウアーの存在が光っていました。ルトガー・ハウアーは、オランダ出身の名優で、私自身は、ブレードランナーから四年後の作品である、心臓急停止という副題の付いた、ヒッチャー The Hitcher (1986年)が好きでした。ブレードランナーの出演者として、ショーン・ヤングのレプリ役やダリル・ハンナのダンサー、そしてハリソン・フォードなど、キャスティングの良さも人気となった理由だと感じます。

ブレードランナー ブラスター

ブレードランナー ブラスター別名、デッカードブラスターとは、映画「ブレードランナー」の主人公で、ハリソン・フォード扮するリック・デッカードが使用していた、架空の銃の事をいいます。いわばカルト的なファンも多いといわれるブレードランナー ですので、この架空のブレードランナー ブラスターが人気となるのも、周知の事実だったと感じます。
ブレードランナー ブラスターは、様々な種類のレプリカが製作されていますが、銃そのものの正式な資料がもともと存在しないので、謎の銃として一部マニの間では、大変な人気となっています。先日もオークションで出品されているブラスター・ポリススペシャルのレプリカに高値が付いていて、その人気の高さに驚かされました。
ブラスター・ポリススペシャルというのは、2006年にイタリアのSIDKIT社が、金属製キットを完成させた世界限定生産として、わずか250挺のみ発売したものです。ブラスター・ポリススペシャルは、総重量約2kgもあり、これまでに存在したブラスターのキットや完成品と比較すると、レジンやABS樹脂の物では到底及ばない総金属の質感、ひんやりとした手触り、片手では重すぎるほどの重量感が味わえるといいます。
また、ブレードランナー ブラスターは、様々なメーカーからレプリカが製作されていますが、ファンの間でも特に人気が高いのはアメリカのプロップメーカーの、リチャード・コイルが製作したもので、これが映画の中で使用されていた、デッカードブラスターに最も近い物であると評価されています。ちなみに、日本でも、トイガンメーカーのハートフォード社が、上記のプロップと異なる、自社のモデルガンを原型として、ブレードランナー ブラスターに似たモデルガンを少数生産しているそうです。

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Copyright © 2008 ブレードランナー (Blade Runner)に魅せられて